2021 12.13

  • 川根本町
  • 宿泊・温泉

癒しを求めに静岡の秘境 接岨峡温泉へ!

「若返りの湯」として親しまれている川根本町の接岨峡温泉。
川根本町というと「夢のつり橋」と併せて、寸又峡温泉が有名ですが、接岨峡温泉も侮れません。
千頭駅から車で10分程くねくねとした山道を上って行ってきました。

道の途中、窓の外へ目をやると青色をした大井川。青いと言ってもどこか緑がかっていて、空や海の青とは違う。
なんて呼び名が似合うのか…調べてみると「浅葱色(あさぎいろ)」という名前があり。蓼藍(たであい)で染めた明るい青緑色のことだそうです。接岨峡温泉へ向かう道から見える大井川はまさに浅葱色。

そんな浅葱色の大井川を横目に、雄大な山の間を抜けていくと、4年前にいつか移住したい、と思ったときの感動を思い出しました。

夢のつり橋の誘惑に負けず奥大井方面へ

しばらく進むと、看板が現れます。大きく「夢のつり橋」と書いてあるので左へと進みたくなる…けれども、騙されないぞ、接岨峡温泉は右。

右に進むと、有名な「奥大井湖上駅」があります。駅側と反対車線を走っているので、車窓から見えそうで……見えないのがもどかしい。
「奥大井湖上駅」があるであろう所を越えて進んでいくと「接岨峡温泉駅」に辿り着きます。

駅舎が可愛い、接岨峡温泉駅

接岨峡温泉駅は、駅舎がとっても可愛いんです。時代を感じる木の壁に赤い屋根の駅舎が、線路の横にちょこんと建っていて風情があり、何枚も写真を撮っちゃいました。


駅の前で写真を撮っていると、
「どっから来ただ〜?」と手にいっぱいの観光マップを持ったおじいさんが出てきてくれました。

申し訳ないことに、私が住んでいるのも川根本町なので、観光マップは必要なかったのですが、
移住前を思い出し観光できていたら…と考えるとこんなに心温まることはないなぁと感じます。おじいさんは接岨峡温泉森林露天風呂のご主人であり、駅の管理もしているそうです。


おじいさんと移住の経緯などを話し、いよいよ温泉へ!

日帰り入浴もできる接岨峡温泉 森林露天風呂

伺ったのは、接岨峡温泉駅の目の前にある「接岨峡温泉 森林露天風呂」。
その名の通り豊かな自然に囲まれた温泉宿です。

階段の上にある玄関へと入ると、電話??
ちょっと戸惑いながらも書いてある通り、電話をかけてみると、
「はぁあぁい!」と受話器から、建物の中から、女将さんの声が聞こえてきました。

とても元気な声で、それだけで元気になります。

※2021/11〜 大人の入浴料金が550円→600円に変更となりました。

こちらの温泉宿は、日帰り入浴もできて、温泉と併せてお部屋での休憩もできます。
お部屋での休憩希望の場合、予約必須ではないですが、お部屋が空いているかなどの確認のため事前に電話で伺うとよいそうです。

お部屋に案内していただき、外を見ると、雄大な山。

著名人の方も大好きなお部屋だそうです。
井川線のトロッコ列車も見ることができて、まさに川根のいいとこ取りです。

一息ついたら温泉へ

お部屋で大自然とトロッコ列車に癒やされたら、いよいよ温泉へ。

暖簾に「ゆ」の字。温泉には欠かせません。

コインロッカーもあるので防犯対策もバッチリです。ドライヤーもお借りすることができます。

木の椅子と、黄色の桶がなんとも言えない可愛らしさですよね。

シャンプーとボディソープが用意されていますが、コンディショナーはないので、特に女性は事前に用意するといいかもしれません。

トロッとした泉質で肌がすべすべに

内風呂も露天風呂も十分な広さがあるので、友達や家族と来てもゆったりとくつろげます。


接岨峡温泉のお湯はトロッとしていて香りもそんなにありません。

なのに、すべすべ。
自分の肌を何度でも触りたくなっちゃいます!

硫黄の香りが苦手で温泉にあまり行かない方も入りやすいと思います。

露天風呂は、程よく冷たい風にあたり、長くゆっくり入れます。

ちょうど露天風呂に浸かっている時に列車が来て、汽笛が聞こえました。

静かな山奥で、たまに響く列車の音。
時間を忘れてしまいます。

あまりの心地よさに、くつろぎすぎてしまい、空腹で目が回りそうでした。

白沢温泉で地元の食材を満喫

食事は接岨峡温泉から車で10分程大井川を下った白沢温泉にある「もりのくに」へ。
もりのくには温泉やお食事処、コテージ等ある施設ですが、入浴せずにお食事だけでも入館できます。

白沢温泉は接岨峡温泉と千頭駅の中間に位置し、帰りの道中にあるので、立地もぴったり。もちろん、温泉巡りもおすすめです。

今回私がいただいたのは「ヤマメの塩焼き定食」。


ふっくらとしたヤマメの塩加減が絶妙でご飯がすすみます!

そして、写真右下のこんにゃく。
こちらにかかっている味噌は柚子の香りがしてさっぱりいただけます。
何より、川根は柚子の産地。その土地のものを食べられるのも嬉しいポイントです。


静かな山奥で、ゆっくりと露天風呂に浸かって、地元の食材を楽しむ。とても贅沢な一日を過ごすことができました。

うみたび・やまたびに
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